子供をしつける上で、たびたび問題になるのが、「怒る」ことと「叱る」ことの違い、また、「しつけ」ることと「子供のための甘やかし」の勘違いがあります。
例えば、お昼寝に関しては『眠たくないのに、無理矢理寝かせるなんて、かわいそう』という意見を良く聞きます。子供は眠たくないのに、無理矢理布団に入れて、なかなか眠らない子に対して、半ば厳しい口調で寝かしつけるというのは、厳しいのではないかという意見です。
もちろん、寝付かない子供を寝かしつけるのは、お母さんもかなりの体力が必要です。イライラもしますから、「さっさと寝なさい!」と厳しい口調になることもあります。
ですので、「そんなことまでして寝かしつけなくても、子供が眠たくなったら寝かせれば良い」と考えるお母さんが多いのです。
これは、一見、子供のためにという思いが汲み取れる発言ではありますが、私はそうは思いません。
【お母さんが、その時だけのラクをしたいから。お母さんが寝かしつけるのが面倒だから】という心理が隠れていると思います。
前述の通り、なかなか眠らない子を寝かしつけるのは体力がいりますし、イライラもします。ですので、そんな思いをしないために、お母さんが寝かしつけることを放棄した発言なのです。
そして、「うちの子、なかなか寝なくて・・・」と、決まった時間にお昼寝をしないことを子供のせいにしてしまうのですが、よく考えてみると、それは全部母親の責任なのです。
確かに、毎日毎日子供と付き合っていますから、手を抜きたくなることもありますが、手を抜いてはいけない部分については、根気よくしなければ、あとからお母さんが大変になります。
私の知っている例ですと、お昼寝の時間がずれ込むことで、就寝時間も夜中近くになりますので、朝に起きることができなかったり、朝起きても、午前中はずっとグズグズしていたりと、とても手間がかかってしまいます。
これが、3歳頃までずっと続くのかと思うとうんざりしませんか?
そうならないためにも、1歳時期のたった数ヶ月のしつけだけだと思えば、とても簡単に思えます。